太陽に照らされるオリーブの実

天然のオリーブ油


エキストラヴァージンオリーブおばさん・オリーブママ・加熱用ピュアオリーブシンク

エキストラヴァージンオリーブ油と
ピュアオリーブ油

一番搾りのコールドプレスがエキストラヴァージンオリーブ油である。
酸度は1%以下で、更に香り、風味、色、共に非の打ち所の無いもの出なければならない。ピュアオリーブ油は、エキストラでない酸度2%以下のヴァージンオリーブ油を精製した精製オリーブ油とヴァージンオリーブ油又はエキストラヴァージンオリーブをブレンドしてサンド1.5%以下のものである。

したがって、香り、風味を楽しむドレッシング等には絶対にエキストラヴァージンオリーブ油がおすすめである。揚げ物や炒め物等にする場合には、経済性を考慮して、価格の安いピュアオリーブ油でいいのでは、ということになるのだが、健康を考えた時、断じてエキストラヴァージン1本に絞るのがよい。

1本のエキストラヴァージンオリーブ油があれば、お料理、化粧品、薬用と、家庭の必需品として欠かせない存在であり、結果的に経済効果も大きい。:オリーブの木は風雨にたえて数百年、数千年にもわたって育成し、その巨大な根は芽を出し続け、たわわな実をつける生命力あふれた木である。豊富な生命エネルギーを持つオリーブの実を、熱を加えることなくそのまま搾り取られたオイルがオリーブ油である。

故にオリーブに含まれる各種ビタミン、微量ミネラルが、破壊されることなくそのまま含まれたオイルということになる。

オリーブの実

オリーブ油に含まれた驚異の成分
〇 脂肪酸
非常に優れたバランスの取れた脂肪酸を含んでいる。血中コレステロール値も下げる一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)を、どの油より豊富に含んでいる。更に必須脂肪酸である多価不飽和脂肪酸も含み、血中コレステロールを上げる飽和脂肪酸はほんの少ししか含んでいない。この三種の脂肪酸の優れたバランスはまさにオリーブ油だけである。さらに母乳の脂肪酸と等しくヨーロッパでは赤ちゃんの離乳食にも使われている。

〇 微量ミネラルとビタミン類
健康を保つ為に必要なミネラル分は、なかなか日常の食卓では採れない。オリーブの優れた所は、この微量成分をバランスよく含んでいる事である。

〇 葉緑素
体、血液の細胞の成育を助ける。

〇 トコフェノール・ポリフェノール・ステロール類
バランス良く含まれていてその抗酸化作用により血液の酸化を防ぎ活性酸素を除去する。

〇 ビタミンA
目・胃腸・皮膚や粘膜を健康に保ち、活性酸素を除去しガンの予防に役立つ。

〇 ビタミンD
カルシウム・ビタミンAの吸収を助け、骨粗しょう症を予防する。

〇 ビタミンE
血流を良くし、老化防止、脳卒中、心臓病、動脈硬化を防ぎ、血糖値を調整し糖尿病、ガンの予防をする。黄体ホルモンを正常にし、不妊に効き、ストレスを和らげ更年期障害、腰痛、関節痛を改善する。病気の元は活性酸素の発生にに多くの原因がある。活性酸素の発生には食べ物が重要な関わりをもつ。健康を維持する食生活は次のバランスが大切である。

● 6大栄養素のバランス
● 5色素のバランス
● 陰と陽のバランス
● 酸とアルカリのバランス
● 旬の素材のバランス
● 5味のバランス


このすべてのバランスを保つことによって血液は浄化され、免疫力を高め、健康が維持されるのである。オリーブ油の驚異のパワーの凄まじさは、このバランスをオリーブ油一人で保っている事である。オリーブ油には次なる薬効もある。

● 肝臓、胆のう、胃腸、腫瘍についてのすばらしい働きは実証されている。
● 薬効については、鎮痛、消毒液、軟膏等に用いられ、切り傷、火傷、虫刺されに良く効く。
● 化粧品としての保湿作用、皮膚を温める、乳液、化粧水代わりに全身、頭皮に塗ると、どの化粧品にも負けないし、ツルツルの肌を保つことが出来る。

以上のようにオリーブ油は美容と健康と薬用効果に優れた魔法のようなオイルである。 まさに、オリーブの一滴は生命のしずくである。

***オーガニック有機JAS認定***

愛しのオリーブ
私は過去数年トルコのオリーブ油のチェックに出かけている。当初は案内されるままオリーブ油を訪ね工場内の説明を受け、お決まりのコースで見学したに過ぎなかった。抽出されたオリーブ油は金色に輝きトロリと流れる。まさしく黄金のしずくだった。

そのたとえようのもない美しさに感動し、それだけで十分であった。すぐさまメイドイントルコの「オリーブおばさん」が誕生し、日本の市場に参入した。1997年のことであった。回を重ねるごとに知識を増した私のチェックは、現地の人も驚くほど厳しくなっていく。ビジネスよりも健康運動の一環としてオリーブ油を捉えている私としては、その商品は脅威の成分を損なうことない純粋なものでなければならない。

地中海地域の国々の人たちの健康はオリーブ油によって守られ、生活の中の必需品であった。私のトルコオリーブの旅は、これらをチェックしその年最良のエキストラバージンオリーブ油を求める旅でもある。オリーブ畑では木の管理、果実の実り具合、収穫作業に一緒に参加し、搾油所での抽出、分離から抽出過程、抽出された油の検査等をチェックし確認する旅である。

健康の為、美容の為、美味しいお料理の為、私の「オリーブおばさん」は混ぜ物のない本物でなければならない。更にそれを低価格で市場に普及したい、いかに健康に優れていても手の届かない高値では、天ぷらまでは使いきれない。揚げ物等の酸化した油を使った料理の体への悪影響の恐ろしさを充分に知り尽しているからである。

本物のオリーブ油を求めて、トルコ以外の周辺諸国を含めて、私のオリーブの旅は更に続く。


地中海のオリーブ畑
トルコのオリーブの木の多くは地中海とエーゲ海に分布している。緯度35度を中心とするこの地域の地中海気候は、オリーブの木の育成にとって必要とする日照、風、雨の大地の恵みは、まさしく天からの贈り物である。

2003年の秋、私のオリーブ収穫体験は、農家のホームステイから始まった。お客さん好きのトルコ人。とくに大好きな日本人がやって来たということで、村をあげての大歓迎を受け楽しい収穫体験となった。

より良いオリーブ畑との出逢いは、良い農家と優秀な搾油所でなければならない。ユフスさんの農園はアキヒサールの大地にある。ユフスさんはオリーブの木が3度のご飯よりも好きで、12,000本の木は自分の子どもみたいなもので大切な家族であるという。「それぞれの木に名前を付けているの?」と聞くと「もちろん!」という。

風通しをよくするために木の間隔は6m以上を保ち、ほどよい海からのすず風を入れてあげる。オリーブの木の成育に大切な水の管理にも投資をおしまない。いくらオリーブの木にとって必要な時期に必要なだけの雨が降るとは限らない。

さらに良い実をつけさせるために、無駄な枝を落とす剪定作業にも念を入れる。手積み収獲をするために人間の手が届く範囲内の大きさを保つためにもかかせない作業の1つである。もちろんオリーブの木にすごい生命力があるため、苦労して手入れをしないでほっておいても実はつける。多くの農家はそれを良しとしている。

ユフスさんはそれを許さない。「子供は親がいなくとも育つというがほっておく親はいないだろう。手しおにかけて育てるだろう、それと同じさ」と言う。

さあいよいよ大切に育てたオリーブの実の収穫である。ユフスさんから許可の出た実だけを手伝いに来た村人たちの手で摘み取られていく。ひとつぶひとつぶていねいに。明日つみとる実は決して今日はつまない。高い所は脚立を使ってつみとる。木に優しいつみとりをしていれば、オリーブの実は毎年毎年同じように沢山の実をつけるという。